ダイヤモンドも天然の鉱石ですから、不純物が全くない事はまれで、肉眼では分からなくとも専門家が器具を使えば多くの不純物が見つかります。
この不純物の度合いを表すのがクラリティ(透明度)です。
専門家は、まだ削られていない出土したままのダイヤモンドをよく洗い、10倍のルーペを使ってくまなくキズや不純物のチェックを行います。
もし、全く異物が認められなければ、フローレス(Flawless,FL)、つまり無傷というグレードになります。
そこからはランクが下がるに従ってIF、VVS1…と固有の名称が付き、鑑定書に記されることになります。
ここで考えてみていただきたいのですが、永遠の輝きを誇るダイヤモンドですから、誰もが最初は無傷のものを欲しいと思うでしょう。
異物があればそれだけダイヤモンドの輝きに影響を及ぼすからです。
しかし、実際問題FLの価格はとても高価になりますし、肉眼では異物が見えない物も多いのですから、そう気にすべきことでもないように思います。
例えば実際にお店に行き、透明度を肉眼で確認し、異物が入っているダイヤモンドがあったとします。
そのダイヤモンドがそれ以外の条件がとても良かったり、あるいはその異物の状態が何となく気に入ったりすれば、そこで買うのを止める必要は全くありません。
評価や値段以外の、プライスレスな部分でダイヤモンドを選ぶことも楽しみの一つだと思えると、選択の幅が広がると思います。
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